丸印部分は少し濡れています。
丸印以外は以前のシミです。
この時期は結露か雨漏りかの判断に迷う事例が増えます。結露である証明そして結露でない証明は難しいと言わざるを得ません。今回も以前の雨漏り位置と同じ位置が濡れていましたのでとても悩みました。
結果として結露の完全なる証明には1シーズンを要する事もあります。冬と夏の検証をもって初めて結露かどうかの判定をする事もあります。
今日は確認散水でしたので先日行った原因位置にだけ再度散水を行いました。時間が経過しても濡れている丸印部分に変化はありませんでした。この時点では結露の可能性が高いと言えます。
上階にはアルミサッシもあるのですが、オーナー様のお話しでは夜になるとアルミ部分にそれなりに水滴が発生しているとの事。壁内側にも結露が発生しているとすればこの位置ににじみ出る程度の水分は移動してくる可能性は高いと推察致します。
では、他の新たな位置からの雨の浸入の可能性はどうでしょう。もちろんその可能性はあります。ただ、ここ数日間、この地域に雨は降っていませんでした。
①雨が降っていないのに濡れている。
②原因箇所に散水しても変化はない。
以上の理由でこの水分は結露だと思われます。
皆さんはどう推測しますか?
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