時に点検口はいろんなものを見せてくれます。本来ならば目にしないエリアですが雨漏りが生じた事によりその世界に触れる事があります。
そこには、雨漏りによって腐食した木材や錆びた金属、新築工事の時の残材?、大工さんが打ったスミや文字、時には動物や昆虫の亡骸、そしてカビやその臭気、などいろいろなものがその世界にはあります。
ボード1枚を隔てた向う側の世界。人は通常、目に見える世界で生活していますので気にする事はほとんどありませんが同じ建物の内部に変わりはありません。
その空間は外界と室内との環境を分ける大事な役目も担っていて、特に断熱(遮熱)に関する大役を任されている事が多いと言えます。
最近ではあえて通気用のエリアとして位置付ける事で快適な住環境に貢献している建物も多いようです。通気が良いという事は生活水蒸気なども含め湿気が少ない(湿気を取り去る)という事ですので、特に木材などの腐食劣化には効果的であり、結果として長寿命の建物になりやすい訳です。
外壁と内壁の間は、普段は目に見えなくても大事な役目を果たしています。建物にとっては必要な空間です。多くの建物ももっと効果的に使ってもいいのではないでしょうか。
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【雨漏りと防水を考える会社】
株式会社建水プロテクト
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