雨上がりの朝の外壁は、乾燥の度合いによって温度差が分かりやすく赤外線画像にもメリハリが出ます。
一般的なRC系の建物は上階ほど壁面が濡れる傾向にありますが赤外線画像でもそれがよく分かります。
このとき、タイルなどに浮きが存在し、そこに水分が入り込んでいるとその部分が周囲の温度より低めになるので浮きの存在の確認する目安になるという訳です。
そういったことで赤外線は浮きの存在を見つける補助的な役割を果たすことが広く知られています。
しかし、こと雨漏りに於いては、浮き部分以外のクラックやシーリングの劣化部分などからも雨は浸入するので、必ずしも赤外線で発見できるとは限りません。
また、浮きがあるからと言って、そこに雨の入口があるかどうかは何の因果関係も確認できない全く別の問題です。
浮きの存在は、雨漏り原因の観点から見るとあくまでも目安であり、一つの被疑箇所にすぎません。
赤外線は、こと雨漏りに関しては補助的な役割を担うことはできますが、絶対的な結論を導き出せるものではないと考えています。
便利な機器ではありますが、根拠のない過信は禁物です。適正な使用を心がけたいと思います。
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