集水桝内から建物内に雨漏りしたことがあるという事でしょうか。側面にパンチング状の穴を施してありました。しかも、雨が流れ出ていた形跡をしっかり確認出来ます。
屋根は瓦棒葺きですが、屋根周辺に壁が立ち上がっている形状のため排水口は壁を貫通させた角樋で行っておりその受け桝がこの集水桝という訳です。
排水口はここ一ヵ所しかありません。詰まったらえらいことになります。幸いにも壁貫通の樋では詰まるというより大量に流れ過ぎになっているようで、集水桝から排水する竪樋側の能力が追い付かずこのような加工が必要になったと思われます。
集水桝内の排水口にはストレーナーがあるため大きな異物はそこに引っかかり留まります。それらが蓋化？していたのかもしれません。
以前、カラスがクルミとかフライドチキンとかをアンテナの上で食し、殻や骨が屋根に落ちて雨で流された末に排水口を見事に塞いでオーバーフローした事例を見た事があります。
そろそろ年末ですね、大掃除と一緒に排水口も一年に一度ぐらいは点検と清掃をしましょう。
＃カラス ＃オーバーフロー ＃集水桝 ＃塞ぐ ＃大掃除と一緒に
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