御影石の目地のシーリングを打ち替えるべく、まずは既存のシーリング材を撤去しています。下地が見えて来ました。コンクリートに見えますが図面で確認したところラスモルタルのようです。
先日の散水調査で目地の劣化部分から浸入した雨水が御影石の裏の空洞を流れて室内の天井に到達する事が判明したのでシーリングを打ち替える事になりました。
写真では分かりにくいですが、御影石の表面からモルタルまでは70mm~80mm程度ありますので石の厚みを引いた空洞（取付けシロ）の寸法は50mm~60mm程度あります。雨は空洞内を自由に流れていた事でしょう。
さすがに御影石の上に屋根材や防水材を施す訳にもいかず、耐候性が高く耐用年数の長いシーリング材料を選定させて頂いた次第です。相当の高級品でしたが良いものが見つかりました。これでしばらくはご安心頂けると思います。
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【東京雨漏り事情】「乾式石貼り工法の雨仕舞」
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