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北区 剥離剤で塗膜剥がし 塗替えは何回まで?

■2016/05/22 北区 剥離剤で塗膜剥がし 塗替えは何回まで?


訳あって既存塗膜を撤去してます。とは言っても浮いてない塗膜を撤去するのはとても大変です。剥離剤を使用します。ふやけてきたところをスクレーパーなどで根気よくケレンしていきます。その後洗浄します。

ところで、外壁の塗替えって何回まで重ね塗り出来るのでしょうか? 特に問題がない場合7年~15年毎に塗り替えている方が多いと思います。仮に10年で1サイクルとした場合、築20年目で2回目の塗替えになります。そういう方はそれなりに多いと思います。

では、築30年目の3回目の塗替えはどうでしょう? まだあり得ますよね。では更に築40年目の4回目の塗替えはどうでしょう? 塗膜もかなり厚くなりますよね。重量もそれなりに増加して壁への負担なども考えなくてはならないかもしれません。

既に塗料の通気性云々とかいう性能は関係ない状態になるのではないかと考えられます。その時は古い塗膜を一度撤去するという選択肢が出てくるのかもしれません。

しかし、日本では建物そのものの劣化も去る事ながら家族構成や生活の変化などの理由により30年前後で建て替えてしまう方が多いようです。

という事は、日本の家の塗替えは2回程度までという事になるので剥離の問題はほとんど関係ないとも言えるでしょう。

余談ですが、渋谷の某エリアの壁は落書きがものすごいらしく、それを消すのもペンキという事でどんどん塗膜が厚くなっていったようです。一部の剥がれた部分の断面を見てビックリ! 塗膜の厚みが15㎜くらいありました‼ 

それはもはや塗膜ではありません。タイルと同じで落下の危険があります。最初の塗膜の付着力に期待するしかありませんがそれはさすがに酷なのではないでしょうか。



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